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桜の撮り方(準備・基本編)|初心者でも美しい写真を撮れる撮影のコツ

春といえば桜の季節。「今年はいつもと違った桜を撮りたい!」と意気込んでも、なかなか思ったように撮れなかった経験はありませんか?

満開の桜を前に一生懸命シャッターを切って、自宅のパソコンで観てみると、「見物客が多くて写真に写ってしまう」「枝が邪魔で、散漫な印象を受ける…」「桜の花が暗く写っている…」「思ったように背景がボケてくれない…」と、見た通りの感動を写せないことに悩んでいると思います。

桜は見た目と撮った写真のギャップが大きく、意外と難易度が高い被写体です。自己流で撮り続けても作品といえる桜写真を撮るのは難しいでしょう。

実は、桜撮影は「機材 / タイミング / 画面構成」のコツを押さえれば、初心者でも美しい桜写真を撮ることができます。日本らしい季節の移ろいを表現できる、味わいのある桜写真を思い通りに撮ることができます。

ここでは一眼レフカメラとミラーレスカメラを使って初心者でも美しい桜の写真を撮れるように、「ありがちな失敗例 / 機材準備 / 撮影の基本テクニック」を紹介します。平成最後の桜シーズンに感動写真を撮れるよう、心から応援しています。

この記事で桜の撮り方のコツを掴んだら、ぜひこちらの応用編もご覧くださいね。

「桜の写真って意外と難しい…」失敗事例でその理由を解説します

失敗1 … なんとなく全体を撮っただけになる

最初に桜の撮影でよくある失敗事例を紹介します。なぜ自分の写真がイマイチなのか、その理由がわかると早く改善できます。心当たりのある方は要チェックですよ。

春の陽気に誘われて満開の桜を眺める、日本ならではの風景ですね。ところが、その美しさに見とれてそのままシャッターを押してしまうと「あれ!?こういうのを撮りたいんじゃないんだけど…」と、「何を撮ったかわからない写真」になりがちです。

特にやりがちなのが、桜の木を少し離れたところから全体的に撮る場合です。本人は上手く撮れたつもりでも、観光客やお祭りの飾り付けなど、周りにある余計なものが写り込むことがよくあります。

引いた全体の桜の写真、失敗的なやつ

失敗2 … 花びらのピンクが上手く出せない、グレーに濁る

意外と見過ごしがちなのは桜の花びらの色です。「桜の花がピンク色にならない…」と悩む方が大勢いらっしゃいます。

露出アンダーで桜の花がグレーになった例

桜の花はピンクという印象がありますが、実際の桜の色はとても薄いピンクです。この薄いピンクを写真で表現するには、デリケートなカメラ設定が必要です。

特に大事なのは露出の設定です。桜を撮る最適な露出設定については準備編でお伝えするので、まずはご自身の写真を振り返って桜の花の色がキレイに出ているかチェックしてみてください。

失敗3 … 画面構成のバランスが難しい、構図がなかなか決まらない

桜を撮ったけど、構図がすっきりしないと感じたことことはありませんか?

桜の木は人の背丈よりずっと大きな被写体です。桜の木の全体をそのまま撮ると、画面の中に無駄な空間ができたり余計なものが写り込むなど、画面構成が意外と難しいことに気付くでしょう。

また桜の枝は黒くて太いので、写真にすると見た目以上に存在感を感じます。桜の枝を上手く処理するのが桜を撮るポイントです。

桜の枝ぶりが目立つイマイチ写真

失敗4 … 満開の時期が短いので、見頃の時期に撮りに行けない

桜の代名詞であるソメイヨシノの見頃は開花してから約1週間後です。満開といえる状態は約2、3日しか続きません。お仕事をされている方や思うように出かけられない方は、ベストなタイミングで撮りに行くことが難しいと思います。「せっかく出かけたのに、見ごろを過ぎて何も撮れなかった…」という状況は悲しいですね。

桜は満開の時期だけでなく、咲き始めや散った後でも長く撮影できる被写体です。準備編ではお天気と開花タイミング毎の作例を紹介するので、撮りたいイメージが見つかりますよ。

失敗5 … 人混みがすごくて、どうしても人物が入ってしまう

桜の見頃は花見客でごった返します。いいなと思ったアングルで狙ってもチラホラ人が写ってしまうことがよくあります。写真に写った人物はかなり存在感があるので、主役の桜を台無しにしてしまうことがあります。

撮りたいイメージを明確にして適切なレンズを選択すれば、人物を入れずに桜を表現する構図、あるいは人物を入れて桜を表現する構図で撮れるようになります。

桜と人混みが写った写真

準備編1 … 桜撮影で準備しておきたい機材

ベストな桜を撮りに行くために、まずはカメラとレンズ選びからはじめましょう。

レンズ交換式のカメラであれば、カメラの機種はなんでも大丈夫です。エントリー機でもフルサイズでも、一眼レフでもミラーレスでも構いません。

カメラが決まったら交換レンズです。桜の撮影は朝から夜まで1日中歩き回るので、交換レンズの本数をできるだけ少なくしたいですよね。桜撮影では広角で引いた写真から望遠で寄った写真まで、レンズの特徴を活かした色々な表現が楽しめます。

おすすめはマクロ機能付きの標準ズームレンズです、これがあれば7-8割のバリエーションで桜を撮ることができます。また、望遠ズームレンズを持っておくと、少し離れた花をアップで狙うことができるので便利です。

桜撮影におすすめのカメラ機材、カメラ、標準ズーム、望遠レンズ、三脚の写真

できれば軽量タイプで構いませんので、三脚も持っていきましょう。三脚があると、手ブレを抑えるだけでなく、風景写真の画面構成が格段にやりやすくなります。混雑するお寺や公園では三脚が禁止されているケースがあるので事前に確認しておくと良いでしょう。

三脚の選び方を初心者向けに解説しています。

準備編2 … 美しい桜を表現するカメラ設定

次の準備は初心者が悩むカメラ設定です。桜を美しく撮るベストなカメラ設定を紹介します。

カメラ設定の基本は風景写真と同じで、絞り優先オート、f値(絞り値) f8、ISO感度 100です。晴れた昼間ならシャッタースピードは十分早いのでブレは心配ありません。朝夕や雨模様などシャッタースピードが 1/125 より遅くなるようだったら、ISO感度を400まで上げてシャッタースピードを確保するようにしましょう。

また、アップで背景をボカした桜の花を撮りたい場合、一般的にはf値(絞り値)を開放まで開けて被写界深度を浅くして撮ります。ただ背景をなんでもボカせばいいのではなく、わずかに形を残したほうがよいケースもあるので、f値(絞り値)を開放に開けた写真と、f8まで絞った写真を撮り比べて、どちらが好ましいか確認するといいですね。

桜撮影のカメラおすすめ設定、絞り優先、f8、ISO100

桜の色を上手く表現するために、最も大切なのは露出です。露出が適切露出よりアンダーだと、花びらの色がグレーに濁ってしまいます。逆に適正露出より明るすぎると、花びらが白トビして真っ白になり質感が失われてしまいます。

1枚撮ったら液晶画面で露出をじっくり確認して、狙った桜の色が忠実に出せるまで±0.3EV(または±0.5EV)毎に細やかな露出補正を行うようにしてください。

 

桜の花びらの色を鮮やかに出すために、ピクチャースタイル(メーカーによって呼び方が違います、ニコンはピクチャーコントロール)を変更してみましょう。ピクチャースタイルを風景(ランドスケープ)に変更すると、全体的に彩度(色の鮮やかさ)が強調されるので、桜のピンクがより印象的になります。

 

ただし彩度を上げた写真はパッと見たときに強い印象を与えますが、写真を見慣れた人にはわざとらしい印象を与えることがあります。自然な仕上がりを心がけながら、写真のイメージに合わせて設定を変更してみましょう。

 

RAWで保存しておけば、パソコン画面で見ながらピクチャースタイルをいくらでも変更できるので、RAWで撮っておくことをおすすめします。

準備編3 … RAW形式で保存して、RAW現像で仕上げる

RAW現像と聞くと難しい上級者向けの機能に思えますが、実は初心者ほどRAWで撮っておくことをおすすめしています。

準備編2でお伝えしたように、桜の撮影では露出補正と色の調整がとてもデリケートです。RAW現像で撮っておけば、桜の色合いや露出の微調整を自宅のパソコンで簡単に調整できます。屋外の明るい場所ではカメラの液晶画面が非常に見えにくいので、自宅のモニタでじっくりと色を調整したほうがいいですね。

RAW現像で調整できるパラメーターと、桜撮影のメリットを紹介します。

・露光量 … 露出補正がデリケートな桜のピンクを表現できる
・ハイライト … 白トビしやすい空の青を表現できる
・シャドウ … 桜の幹の黒つぶれを回避して木の質感を表現できる
・ホワイトバランス … 夜桜で光源による色かぶりを調整できる
といったことが挙げられます。

例えばコチラの作品。撮影時の写真はパッとしない印象ですが、RAW現像で露出や色合いを調整することで、ここまで印象の違う桜写真に仕上げることができます。

 

JPEG保存は撮った写真の雰囲気を後で変えることは難しいのですが、RAW現像なら撮影後でも違う雰囲気の桜写真にいくらでも変更できます。

「RAW現像ってなに?」という方はこちらの記事をご覧ください。

準備編4 … 桜撮影にベストな天気とタイミング

桜の季節は天候が不安定な時期でもあります。できれば晴れた日に撮影したい!という気持ちはわかりますが、天候がイマイチな日でもいろんな桜の表現方法があります。

桜写真 晴れの日の撮影方法

晴れの日は、青空を背景にした春らしい桜の写真が撮れますね。順光の光は桜の色が鮮やかに見えるので、少し引いた画面構成で桜と青空を組み合わせると良いでしょう。

また面白い形の雲があるときは、積極的に雲と桜を絡めてみましょう。ただし、直射日光は陽が当たっているところと日陰の部分の明暗差が大きく、白トビや黒つぶれが起きやすい条件なので、露出補正を丁寧に調整することをおすすめします。

桜のアップ+背景に青空

桜写真 曇りの日の撮影方法

曇りの日は太陽の光がフラットで柔らかいことが特徴です。強い影が出にくいので、桜の花をアップで狙うのに適しています。

ただし、曇り空を画面に入れてしまうと、表情のない白い部分として写ってしまうので、桜の白い色と合わさってメリハリのない写真になりがちです。できる限り、画面に曇り空を入れないことが、曇りの日の桜撮影のポイントです。

曇り日の桜写真

桜写真 雨の日の撮影方法

雨の日は、雨でしか撮れない桜写真に挑戦しましょう。望遠レンズやマクロのアップで、桜の花に雨粒が付いている様子を狙うと、普段は撮れない桜写真になりますよ。

雨の桜写真、雨粒と落ちた花びら

また雨で桜の花が散ってしまったときは、敢えてカメラを下に向けて地面を狙ってみましょう。地面に落ちた桜の花びらが、しっとりと雨に濡れていい雰囲気で撮れることがあります。華やかな桜写真というより、シックで渋い桜写真ですね。露出補正やRAW現像でアンダー目に仕上げると雰囲気がでます。

桜の咲き始めから散り終わりまでを表現する

桜写真というと満開の桜をイメージしますが、桜のつぼみや咲き始め、また花びらが散って葉が出た様子、地面に落ちた花びら、水面に浮いた花筏(はないかだ)など、桜の咲き始めから散り終わりまで通して「20○○年の桜」と一連の写真で表現できるとオリジナリティのある桜写真になりますよ。

桜の蕾
咲き始めから散り終わりまで表現した作品

桜の開花
咲き始めから散り終わりまで表現した作品

満開の桜
咲き始めから散り終わりまで表現した作品

桜の散り終わり
咲き始めから散り終わりまで表現した作品

桜の種類を変えれば長い期間楽しめる

桜で最も有名なのはソメイヨシノですが、桜には他に色々な種類があります。

・2月ころ|河津桜(かわつざくら)

オオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑種と言われています。早咲きの桜として有名で、ソメイヨシノに比べてピンクの色が濃く、また見頃の期間が1ヶ月程度の長いのが特徴です。

河津桜の写真

・3月中旬ころ|しだれ桜(枝垂桜)

しだれ桜とは、桜の枝が柳のように垂(しだ)れている桜の総称です。開花時期はソメイヨシノより1週間ほど早く、淡いピンク色の花びらと、しなやかに垂れ下がる様子が風情を感じさせることから、京都のお寺など雰囲気が合うシチュエーションで撮ると面白い被写体です。

しだれ桜の写真

・3月下旬ころ|ソメイヨシノ(染井吉野)

日本で最も有名な桜の品種です。桜といえば真っ先に思い浮かぶのがこの品種だと思います。観賞用に作られた品種ですので、花の見た目は非常に美しいのが特徴です。は全国各地の桜の名所に接ぎ木で植えられているので、いわゆるクローンの桜が日本中に広がっている状況です。寄って撮ってもよし、一斉に咲き誇る様子を風景として撮ってもよし、様々な撮り方が楽しめる桜です。

ソメイヨシノの写真

・4月上旬ころヤエザクラ(八重桜)

ヤエザクラはソメイヨシノの終わり頃に入れ替わるようにして咲き始めます。ソメイヨシノに比べて花が牡丹のように丸く大きく、またピンクの色が濃い品種が多いことが特徴です。

八重桜の写真

基本編1 … 背景に気をつけて桜を大きく撮る

それでは準備ができたらいよいよ桜を撮ってみましょう。写真撮影で難しいのは画面構成です。特に桜は画面構成が難しい被写体ですので、まずは画面構成が比較的やりやすい桜のアップから撮ってみましょう。

顔の高さに咲いている花を見つけて、標準ズームレンズの望遠側でグッと近づいてみましょう。f値(絞り値)を開放にすることで、背景をボカして花を浮き上がらせた写真を撮ることができます。

マクロレンズを持っていれば、桜の花に相当寄ることができます。また望遠レンズがあれば、離れた場所にある桜の花を狙うこともできます。撮影範囲が広がるので、持ち運びが苦にならなければぜひ持っていきたいですね。

桜をアップで撮った写真

桜をアップで撮るポイントは2つあります。まず汚れのないキレイな花を選ぶことです。桜の花をよく見ると、花びらが汚れていたり欠けていることがあります。アップで撮るとそうした汚れが目立つので、できるだけキレイな花を選ぶようにして下さい。

もう一つのポイントは背景の選び方です。余計な枝が入ると、それだけで写真に雑味が出てきます。背景をできるだけシンプルに撮れる花とアングルを探すことが秘訣です。

作例 花のアップ、背景に枝が入ってゴチャゴチャとスッキリの比較

桜のアップの面白さは、背景を選ぶことで作品のイメージがガラリと変わることです。

よく晴れた日なら青空をバックに撮ってみましょう。爽やかな春のイメージで作品を撮ることができます。

晴れた日の桜写真

背景に森や建物の影があり、花と背景の影の明暗差が十分ある場合、真っ黒な背景に浮かび上がるピンクの桜を撮ることができます。このとき、露出補正をマイナス方向に調整するようにしてください。背景の黒さにカメラが惑わされて、肝心な桜が白く飛んでしまうことがあります。

桜のアップ+黒バック

太陽の光が公園の池や、お城の堀などに反射しているのを見つけたらチャンスです。背景に水面の反射を入れて、f値(絞り値)を開放で撮ると、水面の反射が丸ボケで表現できます。幻想的で面白い写真になりますよ。

桜のアップ+キラキラ

背景がある程度選べるようになったら、ぜひ光の向きにも着目して下さい。桜の花の後ろから太陽の光が差し込む逆光で撮ると、花びらを透かした透過光になります。透明感のある桜作品が撮れますよ。

透過光を活かした桜の写真

基本編2 … 桜の枝ぶりに注目、見栄えの良い枝ぶりを選びぬく

さて、桜をアップで大きく撮れるようになったら、次は少し引いて撮ってみましょう。このとき大事なことは、枝ぶりを徹底的に選ぶことです。

桜の枝や幹は黒くて太いので、写真にすると見た目以上に存在感があります。この存在感を逆に利用して、ダイナミックで迫力ある構図を作ってみましょう。

枝ぶりの良い桜の写真

枝ぶりの良い桜の写真

レンズの焦点距離は望遠より広角側の方が枝の広がりを表現しやすいのでおすすめです。またf値(絞り値)は枝ぶりをハッキリみせたいので、f8程度に絞って撮影すると良いでしょう。

広角で枝ぶりがよい作品

枝ぶりのよい木がなかなか見つからない場合は、上を見上げてみましょう。意外なところに形の良い枝ぶりを見つけることができますよ。

上を見上げて形の良い枝ぶりの作例

広角レンズの場合、ローアングルで見上げるように撮ると、広角レンズの特徴である誇張を活かしてダイナミックな作品を撮ることができます。

広角ローアングルで枝ぶりがよい作品

基本編1の桜をアップで撮るときに、背景には余計な枝を入れないようにお伝えしました。一方で、形の良い枝をバランス良く入れることで、周りの雰囲気を伝える写真に仕上げることができます。バランスのよい枝とアングルを探すのが大変なので、ちょっとレベルの高い撮影方法ですが、ぜひチャレンジしてみてください。

桜のアップ+形の良い枝

基本編3 … 早朝や夕方の光を利用して撮る

「桜をアップで撮る」「形の良い枝ぶりを選びぬく」ことで、桜そのものを撮る基本がわかってきたと思います。次に、作品の印象をアップさせるために、時間帯を変えて撮ってみましょう。

昼間の撮影では、太陽の光が真上から差してくるので、どうしてもフラットで平凡な写真になりがちです。朝夕の印象的な光で撮ることで、同じアングルで撮った写真が見違えることがあります。

朝の光が差し込む桜

夜明け前と日没後の30分はマジックアワーと呼ばれ、空の色がとても美しい時間帯です。この時間は空を大きく入れて、桜をシルエットにして撮ってみてもいいですね。

マジックアワーで桜を撮った写真

明け方の霧がでると、幻想的な光に浮かび上がる桜を撮ることができますね。

明け方に出た霧と桜の写真

夕方の西日はサイド光として桜に当たると、陰影がついた印象をあたえることができます。

西日でサイド光が当たった桜の写真

桜の時期と満月のタイミングが重なれば、朝夕には低い位置に満月が現れます。うまく桜と絡めて撮ってみたいですね。

満月と桜を絡めた写真

桜撮影は様々な写真表現を楽しめる被写体です

桜の撮影に必要な準備と撮影の基本について解説しました。

初心者の方は定番の標準レンズに加えて、望遠ズームレンズを持っていくことで、人混みでも桜のアップを狙うことができます。カメラ設定は、絞り優先でf値(絞り値)f8、ISO感度100を基本にして、露出補正を丁寧に行って桜の花びらを美しく表現してください。

桜は咲きはじめから散り終わりまで長い期間撮影できます。晴れや曇の天気、朝夕の光の変化も意識しながら、バラエティに富んだ桜写真を撮ることができます。

桜の撮り方はこれだけでなく、工夫次第で様々な表現を楽しむことができます。ぜひこちらの記事も参考にしてくださいね。

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