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オフカメラ・ワイヤレスストロボのおすすめ機種をプロが解説します

 2019/05/03 ストロボ 撮影機材   124,059 Views

「カッコいい日中シンクロを自分でも撮ってみたいけど、何から始めればいいかわからない…」。あるいはクリップオンストロボの使い方には慣れたけど「ストロボの写真がワンパターンで面白みに欠ける…」と悩んでいませんか?

ウェブでストロボ撮影を検索すると、いろんな機材や撮影方法が紹介されているので、自分にとってどれが正しいのかわからなくなってしまいます。

実はここ最近、ストロボをカメラから離して使う「オフカメラストロボ(※)」の製品ラインナップが充実して、ストロボ撮影のハードルがグッと下がっています。純正メーカーから中国製のサードパーティーまで選択肢が広がりつつあります。

特に各社が力を入れている「電波方式(ラジオスレーブ)」を使えば、本格的なオフカメラ(ワイヤレス)ストロボのライティングができるので、アマチュアフォトグラファーでもプロが専用機材で撮影したような写真を撮ることができます。

(※) 電波方式(ラジオスレーブ)のオフカメラとして「オフカメラ フラッシュ」「オフカメラ ライティング」「ワイヤレスストロボ」といった呼び方もあります。ここではストロボをカメラから離して使う撮影を「オフカメラストロボ」、電波方式のオフカメラストロボを「オフカメラ(ワイヤレス)ストロボ」と呼びます。

この記事では、ストロボ撮影に幅広く精通しているプロカメラマンが、これからオフカメラ(ワイヤレス)ストロボを始めるアマチュアフォトグラファー向けに機材の選び方とおすすめ機材を紹介します。

まだストロボを持っていない方や、すでにメーカー純正のクリップオンストロボを1台持っている方を含めて、無駄な出費を抑えつつ多彩なオフカメラ(ワイヤレス)ストロボ撮影を楽しめる機材がわかります。

オフカメラ(ワイヤレス)ストロボ撮影ができるようになると、自分で光を演出する写真の奥深い楽しさを実感できます。テーブルフォト、商品撮影、ポートレート撮影など様々なシチュエーションに応用できるので、写真を趣味として本気で楽しみたい方にはぜひおすすめです。

予備知識として、まだクリップオンストロボを持っていない方、ストロボの基本的な使い方を習得していない方はこちらの記事をご覧ください。

オフカメラでストロボの表現力は100倍になる!

クリップオンストロボを使ったことがある方は、ストロボを被写体に直接当てるのではなく、「天井バウンス」や「ディフューズ」を使うことで自然で柔らかい写真が撮れるのを知っていると思います。では、ストロボをカメラから離すとどんなふうに写真が変わるのか?を見ていきましょう。

オフカメラストロボなら素材感をよりリアルに表現できる

こちらはクリップオンストロボの天井バウンスを使ってテーブルフォトを撮影した写真です。全体的に柔らかで自然に写っています。

クリップオンストロボで天井バウンス

こちらは同じシチュエーションでオフカメラ(ワイヤレス)ストロボで撮影した写真です。ストロボを斜め後ろに配置して、傘バウンスでディフューズで柔らかい光にしました。また2灯目を天井バウンスで軽く当てて、カメラの上部にテカリを追加しています。

クリップオンストロボの天井バウンスに比べて、メインの光がサイド方向から当たっているのでカメラの立体感を表現できています。立体感を表現できたことで、素材がよりリアルに感じられることがわかりますね。

クリップオンストロボでオフカメラストロボ

このように、クリップオンストロボではカメラの正面または天井からしか光を当てることができませんが、オフカメラストロボなら斜め方向や後ろなど様々な方向から光を当てることができます。

様々な方向から光を当てることで被写体の影の表情を自在に変えることができるので、同じ被写体でも全く違った表現ができます

オフカメラストロボなら光を当てる自由度が増える

ストロボ撮影が活躍する商品撮影では、商品そのものの素材感を引き出すのが大事です。クリップオンストロボでは直接当てるか天井バウンスしか選択肢がありませんでしたが、オフカメラストロボなら多彩なライティングを使って素材感を表現できるので、商品の魅力をより伝えられます

クリップオンストロボからオフカメラストロボにステップアップすることで、写真の表現力が100倍になる!と言えますね。

クリップオンストロボは選択肢が少ないが、ワイヤレスは多彩で素材感を表現できる

オフカメラストロボなら屋外でも理想の光を創れる

クリップオンストロボを屋外で使う場合、天井バウンスや壁バウンスが使えないので被写体に光を直接当てることしかできません。オフカメラストロボなら傘バウンスやソフトボックスという機材を使うことで、屋外でも理想的な光を当てることができます。

また、電波方式なら数十メートル離れた場所のストロボを遠隔操作で発光させることができます。すると夜の風景撮影で光のライトアップを自分で創ることができるので、オリジナルの幻想的な作品を創ることもできます。

夜の風景のワイヤレス作例

クリップオンストロボと違い、ストロボをカメラから離すことで屋外でも理想的な光を創ることができます。

オフカメラストロボの多灯ライティングなら表現力が広がる

クリップオンストロボはカメラに取り付けたストロボ1台しか発光できませんが、オフカメラストロボならストロボを2台、3台と増やして同時に発光することができます(多灯ライティング)。

例えば1台目のストロボを正面斜めからメインのライティングとして発光させて、2台目のストロボを人物の後ろから発光させることで、光に浮かび上がる幻想的な写真を撮ることができます。

オフカメラストロボ2灯の作例

ストロボが2灯あるだけでストロボライティングの表現力がグッと広がります。オフカメラストロボをはじめるなら、ぜひストロボを2灯準備してみましょう。

オフカメラストロボは電波方式が主流

次にお持ちのクリップオンストロボをオフカメラストロボとして使う方法を紹介します。

クリップオンストロボはカメラのシューに取り付けましたが、オフカメラではストロボとカメラが離れているのでカメラからストロボに発光のタイミングを伝える手段が必要です。クリップオンストロボをオフカメラとして使う方法として、いま流行りのオススメ「電波方式」お手軽な「有線方式」追加費ゼロの「光通信・赤外線方式」、の3つがあります。

それぞれを比較したのがこちらの表です。本格的にストロボライティングをはじめるなら、電波方式が絶対におすすめです!

オフカメラストロボの方式を比較した表

電波方式 … いま流行りの方式、多彩なライティングができる

オフカメラ(ワイヤレス)ストロボを本格的にやりたいのなら、おすすめは電波方式です。対応する機材を揃えるのに多少の費用がかかりますが、カメラとストロボを数十メートル近く離しても発光できるなど、他の方式では考えられないほどライティングの幅が広がります。

電波方式でオフカメラストロボ

ここ数年、メーカー純正とサードパーティー製含めて電波方式に対応するクリップオンストロボが次々に発売されています。これから本格的にストロボをはじめるなら、絶対に電波方式がおすすめです!

有線方式(シンクロコード)… お手軽でわかりやすい

有線方式はシンクロコードというコードでカメラとストロボを接続する方法です。とにかく接続すれば必ず光るので、お手軽でわかりやすいのがいいですね。

コードは純正でも構いませんが、サードパーティー製の安価なものがウェブで購入できます。

シューコードでオフカメラストロボ

欠点はストロボを1台しか使えないので多灯ライティングができないこと、またストロボを置ける場所がコードの長さ(約1m)で決まるので、凝ったライティングができません。

お持ちのクリップオンストロボを使って、安価で手軽にオフカメラストロボを試してみたい方向けです。

光通信・赤外線方式 … 内蔵ストロボを使えば機材費0円で今すぐできる

光通信・赤外線方式は内蔵ストロボなどコマンダーの光信号に反応して光る方式です。赤外線の通信を行うのでTTLも可能です。カメラに内蔵ストロボが備わっていれば、特別な機材を購入する必要なくオフカメラ(ワイヤレス)ストロボを試すことができます。さらに、クリップオンストロボを2台、3台と増やすことで、多灯ライティングも可能です。

光通信・赤外線方式でオフカメラストロボ

欠点は、メインストロボの発光を離れた場所に置いたストロボが検知できないといけないので、ストロボを置ける場所が制限されることです。

またメインストロボとして内蔵ストロボを使った場合、内蔵ストロボの光が正面から被写体に当たってしまいます。せっかくオフカメラ(ワイヤレス)ストロボで理想的な光を創っても、内蔵ストロボが直接当たることでライティングが台無しになってしまいます。

ニコンのカメラには内蔵ストロボの光を遮る純正のアクセサリがあります。

光通信・赤外線方式でオフカメラ(ワイヤレス)ストロボ撮影を行うときに便利なアクセサリですが、他メーカーには対応する機材がありません。そこでニコン用を代用して使うことになります。

ただキヤノンのカメラはシューに取り付けると内蔵ストロボが使えなくなるので、内蔵ストロボをアップさせた状態でテープで固定すれば使うことができます。

Nikon 内蔵フラッシュ用IRパネルをキヤノンのカメラに取り付けた例

電波方式のオフカメラ(ワイヤレス)ストロボの仕組みと必要な機材

電波方式のオフカメラ(ワイヤレス)ストロボの仕組みと必要な機材について紹介します。

電波方式のオフカメラ(ワイヤレス)ストロボには、ストロボ発光のタイミングを伝える「送信機(コマンダー/トランスミッター)」と、送信機の電波信号を受信できる「電波方式に対応したクリップオンストロボ」が必要です。

送信機(コマンダー/トランスミッター)は通常カメラのシューに取り付けて使います。カメラに取り付けた送信機を操作することで、離れたストロボの発光量を調整できるのでとても便利です。

大事なポイントとして、「送信機(コマンダー/トランスミッター)」と「電波方式に対応したクリップオンストロボ」は同じメーカーで統一しなければいけません。例えば、キヤノンの送信機でニコンのクリップオンストロボを光らせることはできません。

電波方式は送信機とストロボを同じメーカーで統一する

もしお持ちのクリップオンストロボが電波方式に対応していない場合、サードパーティー製の送信機(コマンダー/トランスミッター)と受信機(レシーバー)をセットで購入して、受信機(レシーバー)をクリップオンストロボに装着することで、電波方式に対応していない他社のストロボでも電波方式で使えます

受信機を使えば電波方式に対応していない他社のストロボでも活用できる

手持ちのクリップオンストロボを有効活用して初期投資額を抑えられるので、おすすめの方法です。

あとから送信機と同じメーカーのクリップオンストロボを追加しても、同じように使うことができます。

発信機を使えば他社のストロボを混在させたライティングも可能

電波方式のオフカメラ(ワイヤレス)ストロボはGodoxゴドックス一択!

ストロボはカメラメーカーだけでなく、サードパーティー製も販売されています。いざストロボを購入しようとしたときに、メーカー純正サードパーティー製のどちらを選べばよいか?悩ましいですね。

メーカー純正のメリットは安心したサポートが受けられること、デメリットは高価なことです。ストロボ1台の価格はそれほど高価と感じなくても、多灯ライティングにチャレンジしてストロボを3台、4台と増やしていくと、トータルでそれなりの価格になります。

サードパーティー製のメリットは価格です。多灯ライティングで複数のストロボを揃えたとき、メーカー純正に比べて1/2か1/3の価格に抑えることができます。サードパーティーとしては国内メーカーのニッシンをはじめ、最近は中国のメーカーが進出しています。

中国製のサードーパーティーと聞くと、安かろう悪かろうをイメージしますが、電波方式のストロボに関しては話が違います。サードパーティー製のストロボは安価な価格だけでなくストロボの性能面でもメーカー純正を凌ぐ優れた点がいくつもあります。メーカー純正にこだわりがないのであれば、サードパーティー製の購入をおすすめします。

サードパーティーの中でも本格的に電波方式のオフカメラ(ワイヤレス)ストロボをはじめるなら、一押しのメーカーはGodox(ゴドックス)です。Godox(ゴドックス)は中国のメーカーで、国内メーカーに比べて商品開発のペースが非常に早く、矢継ぎ早に新しい機能を搭載した商品を発売しています。日中シンクロユーザーに人気の大光量ストロボ「AD-200」など、商品ラインナップも豊富です。今後ストロボの主流メーカーになると思われます。

電波方式のオフカメラストロボ機材はgodoxがおすすめ

サードパーティー製の懸念は、壊れたときや調子が悪いときにサポートを受けられるかどうか?です。Godox(ゴドックス)は中国のメーカーですが、国内のケンコー・トキナー(KPI)が代理店としてサポートしてくれます。

Godox(ゴドックス)を購入する際は、サポートを確実に受けるために、ヨドバシカメラなど国内の量販店でケンコー・トキナー(KPI)が販売する商品を購入しましょう。Amazonでは同じ商品を半額近い価格で購入できますが、サポートがほとんど期待できません。価格のメリットとサポートが期待できないリスクをよく判断して購入しましょう。

【おすすめ機種】 入門者はGodox ゴドックスで揃えれば間違いなし

オフカメラ(ワイヤレス)ストロボをはじめたい入門者向けに、Godoxゴドックスのおすすめ機材を紹介します。

まずこちらの一覧表で、どんな機材が必要か?を確認してください。次に各機種について解説します。

発信機(コマンダー/トランスミッター)「X Pro」

電波方式のオフカメラ(ワイヤレス)ストロボを揃えるのなら、コストパフォーマンスの面でGodox ゴドックスがおすすめです。

まず必要なのはカメラに取り付ける発信機(コマンダー/トランスミッター)です。「X PRO」は大きい液晶画面で多灯ライティングのストロボの発光量を1台ずつコントロールできます。単三電池2本で駆動するのも魅力ですね。

オフカメラストロボの必須アイテム Godox Xpro

「X Pro」はAmazonなどで安く購入できますが、ヨドバシカメラなど量販店でケンコー・トキナー(KPI)が取り扱う商品を購入しましょう。

国内で電波を発する機械には法律で「技適マーク」が義務づけられています。Amazonで購入した場合、正しい技適マークがついていない可能性があります。

また「X Pro」はカメラに取り付けて使用するので、カメラメーカー別に用意されています。ご自身がつかうカメラメーカーに合わせて購入しましょう。

GODOX ゴドックス X Pro TTL対応フラッシュトリガー

ヨドバシカメラの商品サイトへ … ニコン用 / キヤノン用 / ソニー用 / 富士フイルム用

ストロボ「AD100」「V850 II」「TT600」「AD200pro」

クリップオンストロボを受信側として使うなら技適マークの必要はありません。Amazonなどウェブ通販で安価に購入できますが、サポート面を考えると多少値段が上がっても量販店で購入したほうが無難です。代理店ケンコー・トキナー(KPI)の国内サポートを受けられる安心感があります。

とはいえ、ストロボはフル発光を続けると発光しなくなったり、オフカメラ(ワイヤレス)ストロボだと倒して壊してしまうことがあります。「ストロボは消耗品、壊れたら買い換える!」と割り切って使うなら、Amazonで購入するのも方法です。

電波方式に対応したGodoxゴドックスのクリップオンストロボは「AD100pro」がおすすめです。純正メーカーのフラグシップ機並の大光量にもかかわらず、ミドルクラス並の価格で購入することができます。通常のストロボは乾電池で駆動しますが、AD100proはリチウムイオン電池を使っているのでチャージ時間が非常に短いというメリットもあります。

AD100proを使った作例を紹介します。

「V850II」は「V860II」からTTL機能を省いた機種です。TTLが無いと不安に感じるかもしれませんが、オフカメラ(ワイヤレス)ストロボではストロボの光量をマニュアルで設定するので、TTLを使うことはほとんどありません。メーカー純正に比べて安価にもかかわらず、リチウムイオン電池を搭載しているのでチャージ時間がスピーディーです。クリップオンストロボ選びに迷ったらこれを買っておけば大丈夫です。

「TT600」は単三電池で駆動するシンプルなクリップオンストロボです。「V860II」「V850」と発光量は同等ですが、リチウムイオン電池に比べてチャージ時間が遅めです。魅力は1台7000円台という価格です。とりあえずオフカメラストロボを試したい方、屋外で使用するので壊れても買い直しやすいストロボを探している方におすすめです。

「大は小を兼ねる」ということで電波方式のオフカメラ(ワイヤレス)ストロボで一押しなのが「AD200pro」です。強烈な日中の逆光など、クリップオンストロボの発光量では足りない条件でも、十分な光量を発光することができます。また豊富なアクセサリーを活用して思い通りのライティングを楽しむことができます。予算に余裕があればこれを購入しましょう。どんなシチュエーションでも活躍してくれます。

AD200proを使った作例を紹介します。

手持ちのストロボを有効活用したい方は送信機/受信機のセット

いま持っているクリップオンストロボを有効活用しながら、電波方式のオフカメラ(ワイヤレス)ストロボを試してみたい方は、送信機と受信機を合わせて購入するのがおすすめです。

Godox Xpro と Godox X1Rの組み合わせ

Godox「X1R」は発信機「X PRO」に対応した受信機です。この「X1R」をニコンやキヤノン製などのストロボに装着すると、ストロボが電波方式に対応していなくてもGodoxの送信機「X PRO」から電波方式で発光させることができます。「X1R」はクリップオンストロボのメーカー別に用意されているので、手持ちのクリップオンストロボに合ったものを購入してください。

GODOX ゴドックス GX・X1R

・ ニコン用 … ヨドバシカメラの商品サイトへ
・ キヤノン用 … ヨドバシカメラの商品サイトへ
・ ソニー用 … ヨドバシカメラの商品サイトへ

将来的に、Godoxのストロボ「V860-II」や「AD200」を追加することで、発信機「X PRO」からメーカー純正ストロボを含めたライティングを構築することができます。

このGodox「X1R」を使って、他社メーカーのクリップオンストロボを接続した場合でも、発信機Godox「X PRO」から遠隔操作で発光量をコントロールすることができます。Godox製のストロボと同じように操作できるので、買っておいて損はない機材です。

オフカメラ(ワイヤレス)ストロボで準備したい機材

ストロボをカメラから離して使うオフカメラ(ワイヤレス)ストロボでは、ストロボにちょっとした機材を追加することで、ストロボの使い勝手がグッと上がります。

特にストロボのライトスタンドと傘バウンスのアンブレラは必須と言えます。これがあれば、天井バウンスや壁バウンスが使えないシチュエーションでも理想的な光を創ることができます。

1万円以内で揃えることができるので、電波方式のクリップオンストロボ1台につき1セット揃えておくことをおすすめします。

ストロボをカメラから離して固定するためのライトスタンドです。ライトスタンドは三脚でも代用できるので、余っている三脚をライトスタンドとして活用できます。

スタンドに傘(アンブレラ)を取り付けるためのアダプターです。

雨傘用途で売られていますが三脚にストロボとストロボ用のアンブレラを取り付けられます、ライトスタンドがないけど三脚がある場合に便利です。

ストロボの光を反射して光を柔らかくする傘(アンブレラ)です。

おなじくストロボのを柔らかくするアイテム、ソフトボックスです。アンブレラに比べてより柔らかくなるので、テーブルフォトにはおすすめです。

コンパクトに折りたためるタイプもあります。

まとめ|Godox ゴドックスで気軽にオフカメラ(ワイヤレス)ストロボをはじめよう!

オフカメラストロボの入門者向けに、オフカメラストロボの種類とおすすめ機材を紹介しました。

オフカメラには、電波方式、有線方式、スレーブ方式の3つがあり、いま主流なのは電波方式です。

電波方式のオフカメラ(ワイヤレス)ストロボをはじめるなら、Godoxゴドックスで揃えることをおすすめします。まず送信機の「X PRO」とストロボの「V860II」を、サポートが受けられるようにヨドバシカメラなどの量販店で購入しましょう。

手持ちのクリップオンストロボを有効活用したい場合は、Godox ゴドックスの送信機「X PRO」と受信機「X1R」がおすすめです。

さらに、オフカメラストロボをはじめるにあたって、ライトスタンドとアンブレラを1セット買っておくことをおすすめします。

電波方式のオフカメラ(ワイヤレス)ストロボは、最初の機材さえ揃えてしまえば、あとは工夫次第でプロ並みのクオリティの写真を撮れるようになります。テーブルフォト、商品撮影、ポートレートなどで、今まで撮れなかった写真を撮れるようになるので、ぜひ気軽にはじめてみてくださいね。

オフカメラ(ワイヤレス)ストロボの活用例はこちらの記事をご覧ください。

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