プロフォトグラファーが愛用するカメラバッグ5選
カメラバッグがほしいけどどれを選べばいいかわからない方のために、カメラバッグマニアのプロフォトグラファーが愛用するカメラバッグ5選を紹介します。プロ仕様の本格バッグから、持ち歩くのが楽しくなるオシャレなカメラバッグまで幅広く紹介します。
Contents
そもそもカメラバッグとは?
カメラバッグと一般のバッグの違いは、収納性と衝撃の吸収性です。撮影用の機材はカメラだけでなく交換レンズやアクセサリーなど、かなりの数量があります。それらのアイテムを使いたいときに素早く取り出せる収納性がポイントです。また、カメラとレンズは精密機械なので万が一カメラバッグを落としたときでも、衝撃を和らげる構造が求められます。
買う前に知っておきたい!カメラバッグ購入のチェックポイント
- ショルダーストラップ、リュックがしっかりした作りになっているか
- 背負ってみたときに自分の体にフィットするか
- 内部のクッション性は衝撃を十分吸収できそうか
- 内部の仕切りは自分の機材に合っているか
- カメラとレンズ以外の収納物はちゃんと収まるか
CRUMPLER クランプラー|ミリオンダラーシリーズ
元々はオーストラリアの3人の自転車メッセンジャーが、自分たちの仕事で使うバッグを探したが、当時は地味なものしか無く、「欲しいバッグがないなら自分たちで作る!」とできたブランドです。
当時のカメラバッグは黒が主流でしたが、カラフルな色使いでデザイン的にも優れているので、クリエイターたちに大ヒットしました。見た目より収納力があり、機能的にも素晴らしい個性的なカメラバッグです。
クランプラーのミリオンダラーシリーズはサイズ毎に1〜7のラインナップがありましたが、現在販売されているのは5までですね。
Lowepro ロープロ|フリップサイドシリーズ
<中村さんのメンテナンス・アクセサリから引用>
ロッキー山脈がそびえるアメリカ コロラドから発祥したバッグメーカーです。世界中を旅した創業者グレックロウが、その経験を活かしてカメラ機材の安全な保護運搬を目指して立ち上げました。実際にカメラが使われる状況において、十分に機能することをポリシーに開発しています。
背中に背負うザック型のカメラバッグは両手が空くので、カメラを構えたり撮影の準備には便利です。しかしレンズ交換のたびにバッグを肩から外して地面に置かないといけないので意外と不便ですよね。
ロープロのフリップサイドシリーズの特徴は、バッグを地面に置かなくても荷物を出し入れできることです。まさに、実際にカメラが使われる状況において、バツグンに機能するカメラバッグですね。
ARTISAN&ARTIST アルティザン&アーティスト|WCAMシリーズ
<中村さんのメンテナンス・アクセサリから引用>
アルティザン&アーティストはメイドイン・ジャパンのカメラバッグメーカーです。美容関係のメイクボックスなど、メイクアップアーティストやスタイリストなどプロのクリエイター向けに手がけていました。妥協を許さずに素材と機能美を追求した、日本を世界に発信するブランドです。良い意味でカメラバッグに見えない、都会派のカメラバッグです。
WCAMシリーズは、小さなカメラバッグに見えますが、生地だけでなくファスナーや金具の細かいところまで水に強い素材を厳選しています。表が黒の光沢ターポリン、インナーが赤というコントラストが、アルティザン&アーティスト風と言えます
The North Face ザ・ノース・フェイス|テルスフォトシリーズ
アメリカ西海岸発祥の世界的本格派アウトドアブランドです。デパートやアウトレットモールでもすっかりおなじみですが、実は本格アウトドアのトップブランドです。数々の極限値の探検をサポートしてきた実績と信頼を持ち、機能だけでなくファッションとしてのデザインも人気があります。
カメラ量販店にあるカメラ用リュックは、カメラの収納性はよいのですが、登山用品などの収納力が弱く、アウトドアでは使い物になりません。しかし、このテルスフォトシリーズは、カメラを収めるスペースに加え、登山用品もしっかり収納できるスペースがあります。しかも三脚まで取り付けることができるので、山岳撮影には欠かせないカメラバッグです
Lightware ライトウェア|マルチフォーマットシリーズ
<中村さんのメンテナンス・アクセサリから引用>
ライトウェアはアメリカのカメラバッグメーカーです。マルチフォーマットシリーズは、カメラバッグの生地に防弾チョッキと同じバリスティックナイロンを使用している非常に丈夫なカメラバッグです。外装はコットンのようなソフトな感触ですが、抜群の耐久性と耐水性を備え、極寒地から赤道直下まで耐えられる、強くて軽くて使いやすいカメラバッグです。
アタッシュ型は機材の収納に無駄がなく、収納したレンズやアクセサリーが見分けやすいので楽に取り出すことができます。しかも、ノートパソコンのテーブルがわりにもなる、プロフォトグラファーの用途にすごく重宝するカメラバッグです。
まとめ
カメラバッグは大切な機材を安全に運ぶことが第一ですが、個性的なカメラスタイルを演出できるアイテムでもあります。カメラ選びと同じくらい奥が深い世界ですので、楽しみながら自分にあったカメラバッグを探してみましょう。