プロっぽく見える!カメラストラップのスマートな付け方
カメラストラップの付け方がわからない方のために、プロカメラマンおすすめのスマートなカメラストラップの付け方を紹介します。カメラストラップの付け方を変えるだけで使い勝手がグッとよくなりますよ。
ストラップの巻き方で使い勝手はこう違う
カメラストラップの付け方はいくつか種類があります。その中で最もスマートな付け方は「ニコン巻き」または「報道巻き」という方法です。
この巻き方のどこがスマートかというと、一般的な巻き方でストラップを取り付けると、ストラップ先端(通称 ベロ)が外に出てきます。撮影の現場で、このベロが意外と気になることってありませんか?「ニコン巻き」「報道巻き」はベロが中に隠れて出てこないので、見た目にも実用的にもスマートですね。
スマートなカメラストラップの取り付け手順
では実際に、スマートな「ニコン巻き」「報道巻き」を試してみましょう。
Step1
まずストラップの先端をカメラの金具に差し込みます。このときストラップを裏側にして、先端を下から通してください。ここで間違えると、最後に裏返しにつけてしまったことに気が付いてガッカリしますよ。
Step2
ストラップの先端を折り返して、留め具に通します。留め具がカメラにくっつく程度までしっかりとストラップを通してください。
Step3
もう一つの留め具であるアジャスターを真ん中あたりに移動させておきます。
Step4
アジャスターにストラップを引き込んで輪っかを作ります。余裕を持って大きく作っておくと、この後の作業がやりやすくなりますよ。
Step5
ここがポイントです!ストラップの先端を、ストラップの肩あて側からアジャスターに通します。こうすることで、ストラップの先端をカメラ側に向けられます。
Step6
あと少しです。ストラップの先端をアジャスターのもう一つの穴に通します。
Step7
先ほどの留め具にストラップの先端をもう一度通します。つまりこの留め具にストラップが3回通ることになります。解説写真のように、ストラップによっては3回目が通らないことがあります。そのときは無理せずに先端が留め具に触れる程度でも大丈夫です。
Step8
たるみが無いようにアジャスターを調整すると完成です。
まとめ
おすすめの「ニコン巻き」「報道巻き」は一見むずしそうですが、一度やってみると簡単に覚えられます。カメラストラップは付け方を一工夫するだけで使い勝手がとてもよくなりますよ。