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旅の想い出がよみがえる観光写真を撮るコツとは?

 2017/09/05 アドバイス   26 Views

今回は、標準レンズ講座でいただいたご質問の回答を紹介します。他の方の質疑応答は大変勉強になるのでぜひじっくりと読み込んで下さいね。

ご質問

添付の写真は、標準レンズをつけて京都の街中をぶらついた時のものです。

京の台所と言われる錦市場の賑やかさ、店が一直線に続く奥行や遠近感を表現したくて、標準レンズでスナップしてみました。

このような観光地を撮ると、どうしてもありきたりな観光ガイドの写真のようになってしまいます。

できれば店の人と観光客の表情も捉えるような写真にしたいのですが。

本来なら「一声かけて」というところなのでしょうが、こうした人が写る写真ではどの程度まで撮影して良いのでしょうか?

観光地撮影のアドバイス

錦市場は活気があって京都らしい風情がありますね。被写体、テーマとして、とても面白い場所だと思います。

今回のように「引き」の絵で奥行き感を出すのもよいのですが、普通に撮るとどうしてもありがちな観光写真になってしまいます。

観光地で見つけた被写体に寄ってみる

そこで、もう一つの視点である「寄り」を試してみましょう?

たとえば、お店の陳列物、看板、建物の一部など、いくらでも被写体はみつかります。

まずは「面白い」と感じたものについて、一番カッコいいアングルを探すことからやってみましょう。

ズームの効かない標準単焦点レンズを使えば、ズームレンズをグリグリやっていた時と違って、ご自身の身体を使ってアングルを探してみると、主題が活きる無駄の無いアングルが自然と見つかりますよ。

観光地通りのお店わきに置かれていた古い機材。こうした年代を感じさせる道具は格好の被写体です。被写体のどこが面白いか?また背景に無駄なものが写っていないか?に気を付けて撮影しましょう|広島尾道で撮影

観光地の裏通りにあった軒下の置物。背景に邪魔な電球があったので鳥で隠せるアングルを探して撮りました|広島尾道で撮影

観光地の人物を撮ってみる

次の取り組みとして、お気づきのように「店の人と観光客の表情」も捉えたいですね。

もし人を主題にして撮るのであれば、スナップとして人物の面白み着眼点を狙うか、あるいは声をかけてポートレート風に撮るのが視点力や作品力を上げるという意味で良いですね。

お客さんのスナップは難しいと思うので、気になったお店の方に声をかけて撮らせてもらうのが良いと思います。

お店が比較的空いてるタイミングを選んで、会話のきっかけに商品を買ってみるのがコツです。

「写真を撮っているですけど、撮らせてもらっていいですか?」と了解をもらってから、会話しながら短時間で数枚撮らせてもらえばOKです。

最後に「SNSにアップしても大丈夫ですか?」と了承をもらうといいですね。

※ 厳密には、用途と公開範囲を明示した上で、合意を書面や映像で残さないといけないのですが一声かけるだけでもトラブルはかなり回避できます。

商店街で金物屋のご主人を撮らせてもらいました。ここでは商品を買ってませんが、話をしながら撮らせていただきました。|広島尾道

観光地撮影の動画を観てみる

今回の作例がどのようなシチュエーションで撮影されたか?をフォトアドバイスちゃんねるの動画でご覧いただけます。

古きよきオシャレな街!広島尾道を撮ってきました|フォトアドバイスちゃんねる

標準レンズで観光地を撮る意味とは?

もうお気づきのように標準レンズの特徴は、「工夫して撮らないと、普通の写真になってしまう」という点です。

ズームレンズの広角や望遠を使えば、適当な被写体でもそれっぽい写真に仕上げることはできます。

しかし、それではいつまでたっても被写体を見つける発見力や、レンズを使いこなすレンズワークを身につけることができません。

標準レンズを使って、被写体を探し歩いたり、身体でアングルを探る工夫を積み重ねることで、ズームレンズをグリグリ回していた時には気が付かなかった「写真を撮る面白さ」に気付くことができます。

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