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屋外でのストロボの使い方

ストロボ 撮影機材   1,275 Views

ストロボとは、スピードライトのことであり、多くの人に馴染みのある用語だとフラッシュと呼ばれるもののことです。

一般的に周りが暗いときに使うものとの認識の方が多いですが、日中にも使用することで、より素敵な写真を撮ることに役立てられます。

 

日中の写真にフラッシュを焚くメリット

 

太陽が出ているとき、特に真昼の高い位置にあるとき、一見明かりは十分でわざわざカメラのフラッシュを焚かなくてもいいかと思えるでしょう。

しかし太陽が強い光であればあるほど、出来る影も濃いものになります。その影を消す、もしくは薄くするためにフラッシュを焚くのです。その技法を「日中シンクロ」と呼びます。

人物撮影のときに鼻や目の下などに出来た影を薄くすることにも有効です。

ストロボは屋外でも使うことができるのです。

 

フラッシュが届く距離の計算方法

 

ガイドナンバー(GN)÷ 絞り値(F値)= フラッシュの届く距離

 

例)ISO100 のとき

コンパクトデジタルカメラ:

(GN)10 ÷ (F値)4 = 2.5m

(GN)10 ÷ (F値)5.6 = 1.78m

 

一眼デジタルカメラ+外付けストロボ:

(GN)32 ÷ (F値)4 = 8m

(GN)32 ÷ (F値)6.3 = 5.07m

 

ISOの感度を上げればその分この数値も変わり、フラッシュが届く距離が伸びます。

 

日中シンクロの注意

 

シャッタースピードに注意が必要です。晴れの日の屋外でシャッタースピードを自動設定にしていると1/1000秒のように速く設定されていることがほとんどです。

そこでフラッシュを焚こうとすると、シャッタースピード1/200秒に自動設定されてしまいます。

本来1/1000秒で撮るべき明るさのときにシャッタースピードを遅くすると、当然全体的に白飛びした写真になってしまいます。

外付けストロボは「ハイスピードシンクロ」に設定しましょう。これにより、1/200秒よりも早いシャッタースピードでのフラッシュ撮影が可能になります。

内臓ストロボだけでその設定がない場合の日中シンクロは、日陰などシャッタースピードが遅くなる場所のみの利用になります。

 

フラッシュの明るさ設定

 

近頃売られているカメラのほとんどは自動調光機能がついています。なので自動調光をオンにしておけば、顔の余分な影が消えた写真の撮影ができます。けれども、撮った写真を見るとたいてい光が強すぎてしまいます。

そのときに便利なのは、自動調光したものを、さらに補正する機能です。カメラが決めた明るさに任意の数値を反映させることができます。

+2~-2 に設定できるカメラが多いです。 日中シンクロでは「-0.7~-1」程度に設定しておいた方が、調光補正を行い場合よりもよい結果を生むことが多いです。

設定を変更をした後は、本番の撮影をする前にテスト発光して映り方を確認しておきましょう。

 

フラッシュに取り付けた方がいいもの

 

乳白色カバー。一般にディフューザーと呼ばれます。

機種によって専用の直接かぶせるものから、ストロボの照射口を覆うタイプなど種類があります。

特に外付けストロボに取り付けた方がよいでしょう。

光が柔らかくなる、(室内のときに)光が全体に周るなど色々な効果が言われていますが、一番の理由は被写体に対する配慮です。フラッシュを直接見たときよりも、光を見たときのストレスが軽減されます。また、カバーを付けていることにより、光が弱まるので、自動調光で焚いた光が強くなりすぎるのを防ぐ役割もあります。

カバーがないときは乳白色のテープを照射口に貼り付けることによって、同じ効果が期待できます。

しかしコンパクトデジタルカメラのように元々GNが小さいものは、ディフューザーを付けることにより、撮影をするのに必要な光量も足りなくなってしまうことも起こりえます。自分のカメラの性能を考えた上で取り付けましょう。

 

人物撮影のときの立ち位置

 

一般的には太陽(光源)の方を向き、逆光を避けるべきと言われています。

逆光に立ってしまうと、顔全体が暗くなってしまうので避けられているのでしょう。確かに光源の方を向くと一見顔が明るくなったように見えますが、鼻の下や目の下などに影が出来てしまっているだけでなく、眩しそうな表情になってしまっていることが多いです。

逆光で日中シンクロでフラッシュを焚いた方が、眩しそうな顔はしないですし、顔の余分な影は消えていますし、よりいい表情が撮影できます。

 

日中シンクロの他の効果

 

1.カメラのフラッシュを焚くことで、目の中にキャッチライト(アイキャッチ)を入れることが出来ます。

目の中に光を入れることで、生き生きとした表情に見せることが出来るものです。

逆光に立っていると、当然光源である太陽は後ろにあるので目の中に光は入りませんし、反射や他の光源があるなどして目に光が入っても小さく、はっきりとは写りません。カメラのフラッシュで光を焚くことにより、はっきりくっきりとしたキャッチライトが入れられるのです。

 

2.背景と人物を同時に写すことが出来る

明るさを背景に合わせると、顔が暗くなりすぎる。顔に合わせると背景が白飛びしてしまうとき。

顔の方で自動調光し、背景の方に全体的な明るさを合わせて日中シンクロで撮影すると両方を写した写真が撮れます。

 

まとめ


気軽にカメラを持ち歩けるようになったので、多くの人が写真を撮っています。そんな中、撮影の仕方を工夫することで他の人と差ができるだけでなく、何よりいい写真が取れて自分が嬉しいです。なので色々な方法を知って、積極的に試してみましょう。

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