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室内撮影でのストロボの使い方のポイントと解説

はじめに

みなさんはストロボってご存知でしょうか? ここでいうストロボとは、よく記念写真などで写真屋さんが使っているあの大きなフラッシュ光を放つやつです。今回はそんなストロボを室内で使うときの使い方をまとめてみました。

ストロボとはなんだ?

まず「ストロボ」と言っていますが、この言葉が意外と曖昧で実は紛らわしいので、最初にストロボについて知っておきましょう。

ストロボには実は3種類ほどの意味が広義で認識されていて、ストロボと言ったときにまずどれを指しているのかちょっと分かりにくいのです。ストロボには、デジカメやスマホなどにも採用されているあの一般的なフラッシュ機能から、スタンドに立てて電源を別に接続して使う大型ストロボ、そしてそのコンパクトタイプとも言えるクリップオンストロボまで、3つの種類があります。

どれも、その特性や使い勝手には多少の違いがあるものの、主な機能としてフラッシュである、という認識で問題ないかと思います。

ストロボ各種の違いと特徴

室内撮影での使い方を知る前に、まずそれぞれのストロボの違いについて理解しておきましょう。
室内で使うのですから、可能性としてはどのタイプでもあり得ますので、違いを知って目的別に有効な使い方ができるようにしておきたいものです。

まずその主機能である光の強さはどうかと言うと、正直カメラ内蔵のフラッシュ機能はやはり外付けのストロボと比べると弱いです。ただ、外付けの大型ストロボとクリップオンの場合は、機種によって実に様々で大型であるから光が強い、というわけでもないようです。

また、一度発光させた後にまた使えるまでの時間をリサイクルタイムと言いますが、これはやはり別電源に接続して使用する大型ストロボが早く、電池式のクリップオンタイプと比較すると2倍~4倍のスピード差があります。
カメラ内蔵の場合はそもそもそこまでの電力を使用しませんから、気にする必要はありません。

また手軽さや収納性といった面では、言うまでもなく大型ストロボは電源が必要なのでとてもかさばります。大光量が必要だったり、室内だけで使うなら大型でもいいかもしれませんが、いざというとき外でも使いたいと思うのなら、クリップオンや内蔵タイプが自由度があっていいでしょう。

ストロボでできる暗い影を軽減する

さて、本題の使い方ですが、ストロボを室内で使用する場合、必ず被写体の後ろ側に何かしらの壁がありますよね。その状況でストロボを当てるとどうなるかと言うと、その被写体の背景に被写体の強い影が映り、室内が暗いから使っているはずのストロボでなぜか背景が暗い写真が撮れてしまうというジレンマに陥ってしまうことがよくあります。

これは、もちろん光と影の関係ですから強い光を使えば使うほど、強い影ができてしまうというわけです。そこで、室内でストロボを使用する場合は、できるだけ被写体を背景の壁から離し、距離をとってもらいましょう。

影をなくしたいなら壁にピタッとくっつく

さらにストロボによる影を軽減するのに効果的なのが、被写体が後ろの壁にピッタリとくっついてしまうことです。そうすることで影ができる空間をなくしてしまうのです。
もちろん、撮影シーンによってはおかしく見えてしまいますから、くっついても変でない状況であるなら使ってみても良さそうです。

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それでも影が気になるならバウンス撮影がおすすめ

壁から距離をとれと言われても実際室内の広さなんてたかが知れているし、被写体をきれいにおさめようと思ったり、集合写真などの場合にはそんなに距離がとれないという場合もあるでしょう。そこでおすすめなのが、ストロボの光を直接被写体にあてるのではなく、天井や側面などにあてて、ストロボの光を反射させながら影を目立たせなくさせる技法です。

これをバウンスといいます。ただ、壁の色が白っぽいか銀色に近いものでないと、反射した色がきれいにならないので注意が必要です。これは外付けのストロボのみでできるテクニックです。

スローシャッターで撮るならISO感度を上げる

撮影の雰囲気などによっては、スローシャッターで撮りたい場合もあるかと思います。しかし、スローシャッターにしてしまうと、ストロボを使っても暗くなってしまう場合があります。そんなときは、ISOの感度をちょっとだけあげてみてください。
おすすめ値はISO800~ISO1600のあたりで、部屋が暗ければ暗いほどその感度を上げることで対応できますよ。
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小さい子供やペットには直接ストロボをあてない

ストロボの光、特に外付けのものはとても強力は発光ですので、実はあまり目にはよくないそうです。特に小さいお子様やペットを室内で撮影する場合、ストロボは前述した天井に反射されて撮影するバウンス撮影をすることをおすすめします。

バウンスはカメラに内蔵されているストロボでは対応できませんが、外付けなら使い方次第で被写体である子供の目に優しい撮影ができるということです。また内蔵タイプなら発光調整やバランス調整で補うことができます。

おわりに

いかがでしたでしょうか。ストロボの最大の課題はやはり、背景が暗くなってしまうということですよね。状況と使用しているストロボの種類に合わせて、様々な対策ができますので、ぜひタイプ別の使い方に慣れておきたいものですね。

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